意外と知らない!?宅配水の種類や選び方とは
多くの人が利用しているウォーターサーバー。
非常においしい上、清潔でいつでも手軽に飲めるということで利用者がどんどん増えているといいます。
そんなウォーターサーバーですが、ただ単に水を宅配しているというだけではありません。
この宅配される水にも、実はいろいろな種類があるって知っているでしょうか?
■天然水
まずよく聞くのがこの天然水。
天然のお水ということで、読んで字のごとく採水したそのままの水のことですね。
採水地は森など自然の奥深く、また山から湧き出るものなどさまざまです。
日本全国にはおいしい水が湧きでる場所がたくさんありますが、特に有名なのは日本が誇る富士の水です。
バナジウムやカルシウム・バナジウムなどのミネラルがたくさん含まれていて、これらがたくさん含まれた水を飲むことで私たちはうまみとして感じます。
もちろん、水道水によくあるカルキ臭や塩素臭などもありませんので、よりこういった天然水を飲むとおいしく感じるというわけなんですね。
■ミネラルウォーター
よくミネラルウォーターと天然水は一緒のように考えられますが、実はちょっと違うんです。
ミネラルウォーターは確かにもともと天然水ではありますが、天然水を殺菌・ろ過したあと、ミネラルを足して作られたものになります。
ですから、天然水はあくまで手を加えず採水した水そのままのものであり、ミネラルウォーターは人の手が加わっているということなんですね。
もちろん天然水も非常に品質が高く安心して飲める水ではありますが、より安全性を求めるという人はこちらのミネラルウォーターをおススメします。
■RO水
特殊なフィルターを使って、不純物を取り除いた水のことをいいます。
私たちが普段飲んでいる水の中には、カルシウム、炭酸ガス、微生物などの不純物が混ざっています。
これらを特殊なフィルターで限りなく純粋な水にしていき、ピュアウォーターとして作られたのがRO水というわけなんです。
このろ過に使われるろ過膜は逆浸透膜といいますが、英語の頭文字をとってRO膜と呼ばれるため、RO水という名前になっているんですね。
この特殊なフィルターは、水を通すのですが塩分などのイオンは通さないという性質をもっています。
ですから限りなく純粋に近い水ができあがるというわけなんですね。
このように、宅配水・ウォーターサーバーを利用することで飲める水には、いろいろな種類があるんですね。
飲みたい水を選ぶのも良し、家族とともに飲む方はその用途によって使い分けるのも良いでしょう。